第95回東京インターナショナルギフトショー/LIVING&DESIGN 開催 -TOKYO International Gift Show LIVING & DESIGN2023-

第95回東京インターナショナルギフト・ショー2023春及び、LIVING&DESIGN2023が、2月15日(水)~17日(金)にかけて東京ビッグサイト東展示棟で開催された。主催はビジネスガイド社(東京都江東区)。リビング&デザインの総合プロデューサーはプロダクトデザイナーの喜多俊之氏。全体の総出展社数は2774社を数え、3日間合計の来場者は22万9968人だった(主催者発表)。開催初日の会場の様子を写真でお伝えする。

開会式で挨拶するビジネスガイド社の芳賀信享社長
出展者を代表して挨拶するLIVING&DESIGN総合プロデューサーの喜多俊之 氏
入場受付には多くの来場客が列をなした。
リノベッタプロジェクトのブースにて、「KUMIMA」と喜多俊之氏
桜製作所の「SANUKI」シリーズ(リノベッタプロジェクト)
喜多氏デザインの「障子結界庵」。手漉き和紙の照明もポイント
AKITA COLLECTION」 シリーズのテーブルとチェア。四方を「KUMIMA」が囲む
藤原木工のKT-TV unit 2100(リノベッタプロジェクト)
木材を使った家具コンペでグランプリを獲得した、盛田健 氏デザインの「SHOUROU」
同コンペ金賞の、阿部克彦 氏デザイン「shell×shelf」
左が銀賞の「YOJI coat hanger」(田邊耕治 氏デザイン)、右は銅賞の「SECTION」(小林智行、針村展輔、高橋絵里、藤田敦各氏の共同デザイン)
高い技術とデザイン性の製品を見せたMagis
Magisの「CHAIR_ONE」。池袋駅構内でもお馴染みの椅子。
多くのラタン製品を出品したラタンワールド。アパレルからの引き合いもあり、ラタン人気は高まっている。
枚方家具団地協同組合もリビング&デザインへ出展。オリジナル新素材を使用したテーブルなどを展示した。

以上が、リビング&デザインの出展。ここからは、ギフト・ショー全体における家具の展示内容となる。

ギフトショーのディスプレイコンテストで大賞を受賞したエーディックス。家具と雑貨で自分たちの店を作る感覚で、シンプルかつ全体が見渡せるブース構成が評価された。
エーディックスのマルチブロックソファ。カラフルなテイストが若年層のニーズを掴む。
福岡・大川家具工業会からの共同出展社は、主にペット用家具を訴求。写真はヨコタウッドワーク
東馬は、こだわりの設計のアイテムを訴求。家庭での使用をより意識した構成となった。
独自にブース出展した志岐は、ポルトガルのデザインスタジオ「SATEREO」とのコラボ第1弾となる子供用家具「totte」を展開。
青森県産材などを活用した家具を展示した、わにもっこ工房
「水組スツール」などを展示した、奈良・黒滝村森林組合「スギイロ」
「つなぐしずおかプロジェクト」より挽物所639のスツール。集積・加工したものを分解し、再度組みなおして構築した新鮮なデザイン。
「やまがたのデザイン」ブースでは天童木工の「バタフライスツール」などの製品も展示された。

なお、次回の東京インターナショナルギフト・ショー、第14回LIVING&DESIGNは、2023年9月6日(水)~8日(金)にかけて、東京ビッグサイト東および西展示棟で開催予定。

(佐藤敬広)

東京インターナショナルギフト・ショー WEBサイト:https://www.giftshow.co.jp/

LIVING&DESIGN WEBページ:https://www.living-and-design.com/