起立木工 シズオカ[KAGU]メッセ2023に出展 -KIRITSU MOKKO-

起立木工(静岡市駿河区)が、2023年6月7日(水)~11日(日)に開催される、シズオカ[KAGU]メッセに出展する。


今回同社が主に出展する製品は、今年1月に発表した「FLOW」シリーズ。同シリーズはウォールナット材の色とダークグレー塗装色によるツートンでの構成となっており、チェア、テーブル、サイドボード、シェルフの各種をラインナップ。日が沈む直前のマジックアワー、静寂の中にも力強い生命力を感じさせるようなデザインがコンセプトとなっている。

【チェア】
木製でありながらも軽やかなデザイン。背および座を滑らかに削り出し、しなやかな脚のデザインを美しく調和させている。同社によると、シームレスな造形は難易度も高く製作に手間もかかるが、機械加工と手加工を高次元で融合させ、特徴的な姿を具現化させたという。

【テーブル】
用途が食事に限定されないことを想像し、奥行きを95㎝に設定。大きくゆったりとした設計となっているため、対面に着席しても窮屈になりにくく、様々な使い方に対応できる点を訴求する。天板の角部は大きな曲線でデザインし、脚の取り付け位置は選択可能。そのため、コーナーへ2名が着席するといったレイアウトも可能となっている。

【サイドボード】
アメリカンブラックウォールナットの滑らかな木目と、深みのある質感を扉に活かした落ち着きあるデザインが特徴。背面は化粧仕上げとし、部屋の間仕切りとしても活用可能となっている。

【シェルフ】
シンプルなオープンスタイルのシェルフは、ダークグレーの塗装色が活きたデザイン。シリーズ内の他のアイテムとのコーディネートのほか、単品としても部屋のアクセントに有効なデザイン。空間を間仕切る、L型やI型に連続してレイアウトするなど、スタイリッシュなデザインとなっている。

これら「FLOW」シリーズに加え、同社は静岡自社工場の脚物を中心とした展示、および新作をシズオカ[KAGU]メッセ2023で展示する予定。