昭和木材(北海道旭川市、高橋範行社長)は、同社が手掛ける広葉樹の天然木材ブランド「MOOQs element」と、維鶴木工(奈良県東吉野村、藤川拓馬社長)が手掛ける家具キット製作ブランド「Do kit yourself」のコラボレーションによるスツールキットを販売開始した。
昭和木材の「MOOQselement」は、ウッドデザイン賞2022のソーシャルデザイン部門で入賞したブランド。無垢S4S材、無垢巾ハギ材、無垢集成材のラインナップに樹種はオーク、ウォールナット、サクラを取り揃え、広葉樹の魅力をより広く伝えるべくブランド展開している。
維鶴木工は、奈良県の東吉野村で、良質なスギとヒノキを使った椅子や、特注、試作、修理など、様々な木工製品を製作しているメーカー。同社が発表した「Do kit yourself」ブランドは2022年のウッドデザイン賞ライフスタイル部門において、優秀賞である林野庁長官賞を受賞。「自宅でできる、吉野ヒノキの椅子製作キットシリーズ」として、時間をかけて自らの手でつくることで家具の構造や機能、木材の特性と自然と向き合い、理解を深めることにつながる点がウッドデザイン賞でも評価された。品質やデザインが良いだけの家具ではなく、付加価値を求めるユーザーへ向けた、本格家具のDIYキット商品として展開している。
今回、2022年のウッドデザイン賞を受賞した両社がコラボレーションを図り、通常は奈良県産のヒノキなどを使用している「Do kit yourself」について、昭和木材の「MOOQselement」ブランドの木材を使用した特別仕様を発表。昭和木材によると、「MOOQselement」ブランドのコラボ展開は今回が初。
なお、「MOOQselement」コラボレーションの「Do kit yourself」製品は、3月1日より予約販売を開始。Do kit your selfのWEBサイトまたはMOOQs取扱店で販売する。