リビングハウス スモールラグジュアリーホテルの運営会社「くらつぐ」と資本業務提携

リビングハウス(大阪市西区、北村甲介社長)は、古民家活用をはじめとする効果的なリニューアルで宿泊施設を運営、開発する総合プロデュース企業の㈱くらつぐ(神奈川県鎌倉市、松宮大輔代表)と、箱根のスモールラグジュアリーホテル「仙石原古今」での運営事業に関する資本業務提携契約を締結したと発表した。

ホテル「仙石原古今」に展示予定のイタリアラグジュアリー家具ブランド「edra(エドラ)」

提携では、くらつぐ社が箱根・仙石原に開業予定のホテル「仙石原古今」へのラグジュアリー家具の提供および、くらつぐ社の運営する宿泊、飲食施設のブランディングコーディネート支援を行うとする。なおホテル「仙石原古今」へは、日本本格初上陸となるイタリアのラグジュアリー家具ブランド「edra(エドラ)」および、イタリアのモダンデザインファニチャーブランド「BONALDO(ボナルド)」を提供予定。「edra」は1987 年にイタリアで創立されたブランドで、アート作品とも呼べるコレクションの数々は、世界中の富裕層から多くの支持を集めているが、この10月よりリビングハウスで取り扱いを開始する予定だ。

リビングハウスの今回の資本業務提携は、同社が推進している「空間時間価値創造業」の一環として、生活者が過ごす7つの時間(睡眠、食事、移動、仕事・家事、勉強、ケア、余暇)のうち、余暇領域における初の資本業務提携となる。この資本業務提携により、古民家再生及び地域創生におけるハイブランドの樹立を目指すくらつぐ社と、上質なラグジュアリー家具ブランドのラインナップとコーディネート力を持つリビングハウスの両社のアセットとノウハウを活用した、富裕層向けのプレミアムな顧客体験の共創を推進する。