リリカラ(東京都新宿区、山田俊之社長)は、V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)と初めてコラボレーションしたブランドを使用し、小さな子供がいる家庭の一軒家を表現した。
V&Aは今年発表した同社の新たなブランド。壁紙、カーテンを展開している。壁紙はウィリアム・モリスのデザインの世界観を再現し、カーテンは日本の暮らし、空間に馴染みやすい色合いやサイズを考慮する。
同ブランドでインテリア ライフスタイルやトーソー主催の「with curtains」に出展してきた。インテリア ライフスタイルでは、ホテル客室、ウィリアム・モリスの部屋など様々な世界観でコーディネートしたが、より具体的なシーンを提案するため、JAPANTEXではリビングルーム、ダイニングルーム、子供部屋など6つの空間を作り上げた。実際に部屋で使用するイメージや柄と柄の組合せといった見本中ではできない表現を行った。
リビングは「いちご泥棒」のフロントレースと深みのある「ブラックゾーン」を組み合わせ、子供部屋は「花」と「花」を組み合わせ、可愛らしい子供部屋に仕上げた。書斎は「いちご泥棒」のドレープが空間のアクセントとなり、ネイビーの壁紙を合わせ、上質で居心地のよい空間を演出した。
ウィリアム・モリスのデザインでありながら、壁紙は1㎡あたり1090円(税抜)とリーズナブルな価格設定。高クオリティながら手頃な価格に反応も良かったという。壁紙は不燃、カーテンは防炎認定を取得している。