東京国際家具見本市(IFFT)2024 開催せまる 3/12~3/15

東京国際家具見本市(IFFT)2024が、2024年3月12日(火)から15日(金)にかけての4日間、東京ビッグサイトの東7ホールで開催を予定している。一般社団法人日本家具産業振興会と日本経済新聞社の共催。

日本経済新聞社との2回目の共催となる今回は、40社200小間の出展を予定。前回同様、日経メッセとの併催で、JAPAN SHOPや建築建材展、ライティング・フェアといった業界とも親和性の高い展示会も同時開催となる。来場対象は建築設計事務所をはじめ、デザイナー、インテリアコーディネーター・プランナー、店装・内装業、不動産・デベロッパー、住宅メーカー、家具・建具・寝具等の小売・卸売業、商社など、幅広い層の来場を見込んでいる。

全国の家具産地から出展社を集める今回のIFFT2024。北は旭川家具工業協同組合が、Meet up furniture2024やあさひかわデザインウィークの紹介を行う。今年6月には、通算12回目の開催となる国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)が催されるが、IFFTのブースではそのIFDAで入賞および入選し商品化された作品を展示する。

静岡からは、静岡県家具工業組合所属の起立木工、塩川光明堂、共臨社の三社が出展する。岐阜の飛騨高山からは、飛騨木工連合会の飛驒産業およびシラカワが出展。「飛騨の家具®」をメインに、飛騨の伝統工芸品等をコラボレーション展示する。

このほかの木製家具メーカーでは、愛知県のカリモク家具、徳島県の冨士ファニチアなどが出展する。
海外からは、イタリアのADEX社をはじめ、イギリスのブランド「DELIVITA」や、ノルウェー製の屋外用ガーデンファニチャー「サンデイズ」、その他中国・香港の企業などが出展を予定している。

アメリカ広葉樹輸出協会

出展する企業の中には、東京で出展することでこれまで産地展に来場できなかったプレイヤーとの接点づくりに期待、あるいはこれまでコントラクト中心に活動してきたが、この展示会を機にあらゆるチャネルのバイヤー達の反応を見たいとする企業もあった。

開催期間中は各日、各回40分のセミナーを開催。林野庁や建築家、インテリアデザイナーなどを講師に迎え、様々なテーマでインテリアに関する情報発信を行う。その他、「人と森がつくる、これからの暮らし。」をテーマとした主催者企画展示も設置。伝統的な木工技法と最新の技術を組み合わせた製品や、合法木材のみを使っていることを訴求する、環境配慮型の家具などが展示される。

また、昨年の技能五輪全国大会の金賞受賞者と銀賞受賞者による、家具の実演製作も行われる。実演は初日と二日目は金賞受賞者が、三日目と最終日は銀賞受賞者が担当。それぞれ二日間の時間を使って、一から家具が生み出される様を鑑賞することができる。

来場には以下のウェブページから事前登録が必要。

※写真は全て、昨年のIFFT2023のもの。