アスプルンド 繊維廃棄物を使用した再生素材「STELAPOP(ステラポップ)」の取り扱い開始 

ワールドグループで、家具の製造・販売を行うASPLUND(アスプルンド:東京都港区、西川信一代表)は2024年春より、繊維廃棄素材をアップサイクルして作られた家具・建材向けのマテリアルボード「ステラポップ」の取り扱いを開始する。今後は商業施設向けの家具や什器、サステナブルな素材を活かした化粧合板として商品化し、販売する予定。

STELAPOP by ASPLUND(ステラポップ バイ アスプルンド)は、再生可能なエコシステムで繊維廃棄物を削減し、生活を彩る家具や雑貨小物、衣類の端切れに美しい命を吹き込むアップサイクルブランド。「ステラポップ」とは、ベトナムのジーンズメーカーが生み出した材料から生地を作り、そこから誕生したリサイクル素材だ。使用する材料は、本来なら捨てられるはずだった繊維廃棄素材で、このような廃棄素材を再利用し、インテリアの素材として再生させて提供していく。

ステラポップは、取り入れる廃棄素材によって浮かび上がる色味が変わることが特徴の一つであり、リサイクル材でありながらポップなカラーやデザイン性も非常に高く、デザイナーの評価も高い素材だ。

また、エコシステムをメインテーマに掲げるステラポップは、森林破壊を軽減するために樹木の代材として活用されている。その結果、樹木を守ることで地球環境を守り、廃棄を出さずに循環するサイクルを作り出すことを目指している。

同社では、ステラポップを応用した販売商品の先駆けとして、オフィス用デスク天板、ソファフレーム、ランプシェード等のオフィス空間向けの商品の販売を予定する。今後は、店舗什器やホテルの装飾品など、B to B 向けのインテリアとして幅広く展開するとしている。