ASPLUND(アスプルンド:東京都港区、西川信一代表)は2024年6月11日から14日にかけて、繊維廃棄素材を活用したアップサイクルマテリアル「ステラポップ」の展示会を、東京都港区のワールド北青山ビルで開催している。
同社ではこの春より、繊維廃棄素材をアップサイクルして作られた家具・建材向けのマテリアルボード「ステラポップ」の取り扱いを開始。商業施設向けの家具や什器、サステナブルな素材を活かした化粧合板として商品化し、販売する予定としている。
「ステラポップ」とは、ベトナムのジーンズメーカーであるSAITEX(サイテックス)社が生み出したデニム材料から生地を作り、そこから誕生したリサイクル素材だ。
本来なら捨てられるはずだった繊維廃棄素材を活用し、インテリア用の素材として再生させて提供していく。
ステラポップ 「ブーマー」ベンチテーブル 参考上代:13万円(税抜)
ステラポップ 「フィズ」ラウンジチェア 参考上代:18万7000円(税抜)
ステラポップ 「ミクリー」サイドテーブル(左) 参考上代:10万円(税抜)
「ミクリー」コーヒーテーブル(右) 参考上代:18万円(税抜)
ステラポップ 「テラ」サイドテーブル 参考上代:11万円(税抜)
ステラポップ 「トーレ」サイドテーブル 参考上代:15万円(税抜)
ステラポップ 「サイ」ボックススツール 参考上代:6万8000円(税抜)
ステラポップ フリーアドレスデスク 参考上代:39万5000円(税抜)
ステラポップ カフェテーブルトップ スクエア(オークウッド) 参考上代:6万2000円(税抜)
※脚は別売りで2万4000円
ステラポップ カフェテーブルトップ ラウンド(ABS) 参考上代:5万3000円(税抜)
※脚は別売りで2万4000円
ステラポップ 「センスデスク」 参考上代:45万円(税抜)
今回の展示会では、「WORKPLUS FREE ADDRESS DESK」や、コーヒーテーブル、ハンガー、マガジンラック、リサイクルボックスなど、幅広いジャンルのアイテムを開発して展示した。
アスプルンドの西川信一代表は「『ステラポップ』は、基本的にはパネルなのですが、パネルだけを日本国内で販売することは難しいため、当社のBtoBやBtocなどの各事業部で“この素材を使ったらどのようなものづくりができるか”ということで開発を進めたものが、今回の展示会で並んでいます」とし「パネルだけではイメージすることが難しかったものが、我々が開発したプロダクトを見ていただくことで、“ステラポップでこのようなものが作れるんだ”と認識していただくことができると考えています。今後も設計事務所やメーカー関係者の方々など、多くの方々の知恵をいただきながら、商品化・製品化を進めていきたいと考えています」と語った。
(佐藤敬広)