maruni×ReBITAが提案する「時をかける部屋」時の経過を楽しみ、愛着をもって受け継げる住まい|「東急ドエルプレステージ代々木公園」が竣工

マルニ木工(広島県佐伯区、山中洋社長)は、リビタ(東京都目黒区、長谷川和憲社長)と協業し、「時をかける部屋」をコンセプトに、時の経過を楽しみ、愛着をもって長く受け継ぐ一点ものの住まいへとリノベーションした『東急ドエルプレステージ代々木公園』を10月末に竣工した。

本物件では、マルニ木工の家具製作過程で出た端材を、アート作品や壁材としてアップサイクルした。本来廃棄されるはずだった素材に新たに価値や役割をあたえ、空間に用いることで家具と建築を繋いでゆく。

端材のアート壁:家具の端材を活用したフィンガージョイントの木部加工が美しいレリーフ。

木粉を練り込んだ左官:家具製作時に出るウォルナット材の木粉を練り込んで左官材を作り、壁面や天井を仕上げることで、家具や調度品を引き立てるやわらかい印象に。

チェアの脚を活用した取っ手:1968年に発表したマルニ木工のベストセラー作品であるベルサイユチェアの脚を活用した、曲線が美しいエントランス扉の取っ手。

既存の造作家具をアレンジした食器棚:前の住戸で大切に使われていた造作家具の扉を活用して食器棚を製作。味わい深い風合いをそのまま継承した食器棚は、多様な家具や生活道具とも調和する。

物件名 |東急ドエルプレステージ代々木公園
物件所在地|東京都渋谷区代々木5丁目35-12
アクセス |小田急線「代々木八幡」駅 徒歩6分、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅 徒歩7分
建物/所在階|鉄筋コンクリート造地下1階付地上6階建/1階
リノベーション年月|2024年10月
専有面積 |85.71平米
間取り |2LDK
事業主 |株式会社リビタ
企画パートナー|株式会社マルニ木工
設計 |一級建築士事務所knof
施工 |株式会社DAYʻS
インテリアスタイリスト|CHIFUYU IWASA