飛騨産業(岐阜県高山市、岡田明子社長)は、熊野亘氏デザインによる新作家具シリーズ「kei(ケイ)」を発表した。

展示スペースに掲げられたステートメントでは、「森の大きさや樹齢、丸太の直径を測る径が、やがて家具の脚の直径へとつながる」と語られており、自然と人間の営みを結びつける思想が強く打ち出されている。木が成長する過程を象徴する円形のフォルムや、クラフトマンシップに裏打ちされた精緻な加工技術は、飛驒産業のものづくりへのこだわりを体現した。






シリーズのラインナップには、ソファやオットマン、そして大小のローテーブルが揃う。ソファは張地とクッションを自由に組み合わせられる仕様で、価格は54万4500円(税込)から。オットマンは11万円(税込)、ローテーブルはサイズに応じて10万7800円(税込)と8万5800円(税込)で展開されている。

また、人気シリーズ「森のことば」と「温雅」に2025年モデルとして新サイズの製品を追加した。「森のことば」のソファはコンパクトモデルとして、都市部のマンションや限られたスペースに適した設計が特徴となっている。

このほか、昨年11月に東京都内で公開した、国産材の新作椅子「HIHI(ヒヒ)」と 「DADA(ダダ)」も展示した。同製品は日本デザインセンターの三澤遥氏がデザインを担当。飛騨地域のブナを用い、ホゾやダボを使用していない点も同製品の特長の一つとなっている。






