関家具(福岡県大川市、春田秀樹社長)は、カグカス(大阪府豊中市、金保智也社長)業務提携を締結した。両社は不動産物件の価値を引き出すホームステージング領域で協業し、空間演出力と家具の調達・供給力を組み合わせた高度な提案体制を構築する。提携の一環として、2025年10月1日に「カグカス福岡支店」を開設し、同エリアでのサービス提供を開始する。
背景には、不動産市場の競争激化と購買ニーズの多様化がある。物件の魅力を視覚化し、購入検討者が具体的な暮らしを描けるようにするホームステージングの重要性が高まるなか、8,000件超の納品実績で現場運営ノウハウを蓄積してきたカグカスの演出力と、創業1968年の関家具が持つ商品力・供給力を融合することで、迅速かつ的確なサービス提供を図る。
両社は、顧客に対しては高品質な家具による納得感の高い住まい選びと入居後の満足度向上を目指し、不動産事業者に対しては訴求力の高い空間提案で販売支援を強化する。まずは福岡での知見を基盤に広域展開を進め、地域特性や顧客ニーズに応じた柔軟な運用体制を全国で整える方針だ。
カグカスはホームステージングを通じ、数字では伝わりにくい物件価値を体験として可視化する取り組みを強化。関家具は総合商社としての企画力と供給網、直営店運営で培った知見を活かし、品質とスピードを両立させる。両社は今後もラインアップ拡充やサービス改善を継続し、不動産の価値向上と住まいに関わる体験価値の底上げに取り組む。






