インテリア・デザインの国際見本市「インテリア ライフスタイル」(主催:メッセフランクフルト ジャパン、東京都千代田区、梶原靖志社長)が、会場中央の企画ゾーン「アトリウム特別企画」の出展者募集を開始した。2026年のテーマは「ワーク&ライフスタイル 仕事と生活の公私同根」。仕事と暮らしを切り分けるのではなく、その根が地続きであるという視点から、ものづくりの源泉を改めて問い直す試みとなる。
同企画では、ものづくりをビジネスの手段としてだけ捉えるのではなく、個人的な興味や日常の気づきから生まれる「面白さ」や「ときめき」に光を当てる。商品そのもの以上に、つくり手が抱くストーリーや思想、情熱に共感するバイヤーとの出会いの場を目指すのが狙いだ。
会場の中心を構成するアトリウム特別企画は、その年のテーマを起点に空間全体を編集し、出展者の世界観やブランドストーリーを可視化するエリアとして定着している。単なるブース集合ではなく、来場者が一つの展示空間を歩きながら、つくり手の価値観や背景に触れられる構成が特徴だ。
2026年は、新たなディレクターとして株式会社スマイルズを迎える。同社は「PASS THE BATON」やネクタイ専門店「giraffe」など、既存業界の枠に収まらない事業を手がけてきたプロデュース・コンサルティング企業。アトリウム全体の空間構成から出展者のキュレーションまでを担い、「公私同根」というテーマを立体的に表現する。
アトリウム特別企画の出展対象は、仕事と生活の間を行き来しながら新しい価値を生み出すプレーヤー層を想定している。具体的には、個人の趣味や社内での自主的な活動を起点に新たなプロダクトや事業を立ち上げた事業者、地域や特定の場所と深く関わり、その土地から新しい動きを生み出す団体、既存事業から新分野へと領域を広げる企業、新しいライフスタイル像を社会に提示しているブランドなどが対象となる。会場では、こうした出展者の背景やストーリーを空間全体で編集し、国内外バイヤー・デザイナー・小売関係者に対し、単なる商品一覧ではない「活動の文脈」を提示する構想だ。
2026年は6月10日(水)~12日(金)の3日間、東京ビッグサイト西展示棟で開催される。直近実績では、国内外483社(19カ国・地域)が出展し、36カ国・地域から15,263名が来場。来場者構成は、小売・専門店が約3割を占めるほか、建築・設計・商業施設関係者が約2割、卸・商社が約1.6割と、リテールとコントラクトの両軸から幅広いバイヤーが集まる。ブランド価値の発信や、新分野開拓を意識した出展も年々増えている。アトリウム特別企画への出展申込締切は2026年1月30日(金)。





