ビジネスガイド社(東京都台東区、芳賀信享社長)は2024年2月27日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)でトータルインテリアの国際見本市「LIVING & DESIGN2024秋」および「第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024」を主とした同時開催展の記者会見を実施した。
「第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024」は、9月4日(水)から6日(金)までの3日間、東京ビッグサイト東1~8ホールおよび西1~2ホールおよびアトリウムで開催する。今回のテーマは「心を伝える愛の贈り物」。インテリア、ファブリックス、生活雑貨、玩具、キャラクターグッズ、文具、アパレル、ヘルスケア、フラワー・グリーン、エシカル、伝統工芸、デザインプロダクト、アウトドア、食品など幅広い商材が出品される。
出展企業は同時開催展を含めて約3000社、予想来場者は同時開催店を含め約25万人を見込んでいる。なお、2月6日(火)~8日(木)に開催された前回展の「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」は、同時開催展を含めて総出展社数は2939社、総来場者数は3日間合計で22万3040人を数え、昨年秋の実績を上回ったと、ビジネスガイド社の芳賀社長が説明した。
「LIVING&DESIGN2024秋」は、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がプロデュースする、住まいと暮らしのリノベーションに関する国際見本市。2009年から開催されてきた同見本市には、これまでにイタリアをはじめ国内外のインテリア関係の企業が出展してきた。近年は建築設計事務所関係の来場者が多く来場している。来期9月展についても、好評のスペシャルトークセミナーが開催される予定だ。
また、昨年に引き続き「木材を使った家具のデザインコンペ」も催される。審査員は前回同様、喜多俊之氏、内藤廣氏、永山祐子氏、小泉誠氏が務める。会期中には入賞作品発表および表彰式が開催される予定だ。
同時開催の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春204第16回LIFE×DESIGN」では、「革新の時代に求められる、新しい暮らし方のデザイン」をテーマに、アクティブな暮らしを送るためのファッションやプロダクト、インテリア、クラフトなどのアイテムが一堂に会する。リノベーションやインテリア、オーダーメイドに関する企業も多く出展するため、付加価値の高い空間づくりや商品づくりを求める企業とマッチング機会を得られる。
第16回リノベーションゾーンでは、リノベーションに必要な家具屋什器、インテリアや建材などの仕入れが可能で、人気も高まっている。インテリアについては、グリーンを提案する企業も多く、商談の成果も高かったようだ。建材等も特注品の出品が目立った。特別企画の商店建築ラウンジについても、前回に引き続き催される予定となっている。