【IFFT2024ピックアップ(1)】カリモク家具 サステナブルを重視したレンタル・修理の提案

カリモク家具(愛知県東浦町)は今年も「サステナブル」を軸とした提案を行ったが、昨年のIFFTで公開し好評を博した、出張修理の際に機材運搬や修理作業で使用するメンテナンスカーも再度展示。今回はメンテナンスカーの内部での修理の様子を初公開した。

コロナ禍が明けたが、室内での修理作業を行うことが難しい依頼も以前多いといい、そのようなケースでこのメンテナンスカーを出動させ、依頼者の敷地内にメンテナンスカーを止め、車内で修理を行っているという。メンテナンスカーは全国に11台展開し稼働率も高いといい、修理依頼の多さがうかがえる。

同社はこのほか、レンタルサービスも開始しており、カリモク家具のグループ力を生かして、「捨てることのない、レンタル提案」をPR。特徴としては、最長3年の利用でも定価を超えることがないこと、レンタル終了後に買い取っても定価を超えないこと、その後のメンテナンスを受けることができる点が挙げられる。不動産業家具付き賃貸や、オフィス用品のレンタル・リース企業、設計事務所は住宅メーカーといった、家具のレンタルを検討する法人にむけてサービスの訴求を図った。

また、ロングセラーシリーズ「コロニアル」の50周年記念モデルを公開のうえ、パーツ交換システムを提案しリユースも促進するなど、今年のカリモク家具はサービスの提案が目立つ出展内容だった。