フランス・中央山岳地帯の西部に位置するリムザン地方は、緑の大自然と清潔な天然水に恵まれており、代々の優秀なカントリーファーマーが、軽くて弾力性のあるウールを産出している。緑の芝の上で放牧飼育される為、汚れが少なく、毛は天然のクリンプが大きく強く、密度が高くなることから、弾力性や回復性、保温性に優れており、日本の敷き布団に最適と言える。
原毛は、すべてリモージュのH.ARNAUD社・羊毛選別所へ搬入、ソーターと呼ばれるベテランの技術者の手と目で、丁寧に良質なウールだけを選別・抽出し、高度な加工技術を持つ洗毛工場でエコテックス・スタンダード100の基準にそって衛生的に加工処理され、清浄度、油脂分、Phなどきめ細かな品質管理を行う。
日本繊維製品品質技術センター(QTEC)の検査により「ファイングレードウール」と認められたロットを日本の羊毛専門商社である長尾商事(本社・名古屋)が布団用原料として買付・輸入、ファイングレードウールクラブのライセンス寝具工場へ出荷している。