ファイングレードウールクラブ 台湾代表 集仁貿易 総経理・郭世洋(Mr. Jason Kuo)より報告

台湾には日本のファイングレードウール品質基準を厳守し、羊毛寝具製造に関わるライセンス企業として、GLOLIGHT、PAO SOUND、TORICHPORT、JING TOONGの4社が活躍しており、いずれも一財・日本繊維製品品質技術センターにてその品質が確認されている。

年間を通し温暖で湿度の高い台湾の寝具市場では、10年ほど前までは一般的な羊毛原料をしており、
羊毛寝具の匂いに関する消費者クレームが多発していた。そこで日本が開発した清浄度、油脂分、phなどを寝具用に調整したファイングレードウールに切り替えたことで、以降、消費者クレームが解消されたという。

中秋の名月。台湾では中秋節と呼ぶ。今年は9月29日だった。台湾では、春節につづく伝統的な祝日で、月を眺めながら大切な人と語り合い、月餅を食べる習慣がある。この頃から店頭には羊毛寝具製品が並び始める。

ファイングレードウールクラブ台湾企業では、中秋節には企業オーナーが従業員やその家族に感謝する行事として、とてもおめでたい食べ物、「豚の丸焼きBBQ大会」を毎年開催する。国が変われば風習も変わる。しかし、ファイングレードウールは世界共通の高品質基準でどこの国でも消費者へ安心と喜びを届けている。