上海CIFFに出展のシモンズ 100周年記念モデルなどを大々的に

中国シモンズが、2024年9月に中国・上海虹橋にて開催された第53回中国国際家具博覧会に出展した。約9万人が訪れた今回のCIFFだが、中国シモンズは会場内で最大規模のブースを展開。ベッドの進化を感じさせる先進的な商品や、環境に配慮した内装・展示を施したうえで、来場した全国のディーラーに新商品やサービス提案を行った。

新規ディーラーの獲得にも重要な機会となったと今後の更なる展開に向けてブランド訴求を展開した。来年の2025年は、アメリカシモンズが初めてポケットコイルの量産化に成功した1925年から100年を迎える記念の年だ。

CIIFのシモンズブースには、これを記念した富士小山工場製および、蘇州工場製の「100周年記念モデル」のマットレスを展示し、来場者の注目を集めた。

なお、CIFFの開催にあわせ、中国各地から多くのディーラーとのコミュニケーションや関係強化を図るため、9月11日にはディナーパーティー(Galaディナー)を開催。中国全土から220名のディーラーが参加した。

Galaディナー冒頭では、日本シモンズの伊藤正文社長が登壇。「中国シモンズは決して立ち止まることなく、ここにいらっしゃる皆様と力を合わせて驚くべき成果を上げてきた。来年の2025年、シモンズはBeautyrest100周年の節目の年を迎える。この記念すべき年に我々はポケットコイルマットレスのパイオニアとして、中国およびアジア各国での限定記念商品を発売し、合わせて力強いキャンペーンを展開して、皆様の売上拡大をサポートする」と挨拶した。