
昨年のオルガテック東京2024において、「ORGATEC TOKYO Award」を受賞したカリモク家具(愛知県東浦町)。今年も「なんでもつくるよ」をテーマとしたコンセプトブースを出展。

副題に「Your Journey is Our Journey」を掲げ古代ヨーロッパの神殿のような空間に、同社が手掛けた数々のプロダクトが並べられた。

カリモク家具が来場者に訴求したのは、プロダクトそのものよりも、カリモク家具の技術力だ。今回、A~Eまでの5つのゾーンに分け、それぞれ「発見を待つマテリアル」「加工を着替える」「なんでも作れる」「対話を生む空間づくり」「広場からさらに遠くへ」として、コラボレーターとのアイデアとカリモク家具の技術を展開した。



ゾーンAでは、プロダクトになる前の木材を加工し、マテリアルやオブジェを展示。鉄媒染や留め継ぎ、ダボ継ぎ、フィンガージョイントなど、様々な手法でプロダクトを製造できる技術力を訴求した。



ソーンBでは、3種のチェアに特殊な塗装仕上げや樹種変更を施した特注モデルの数々を並べ、様々な表現手法が可能であることを訴求した。

ひな壇状のCゾーンには、様々な領域のクリエイターや組織とのコラボレーションによる特注アイテムを並べた。多くの企業とのコラボによって「なんでも作れる」を体現した。




