FGWC 定例会合開催

高品質な羊毛寝具製品を開発展開するファイングレードウールクラブが名古屋で定例会合。国内外のライセンス企業が活発な意見交換の中、同クラブNZ代表・Mr. Craig Smithは、NZ政府がこの7月1日より同国内でのウール需要拡大策の一環として次のような政策を実行すると報告した。

ニュージーランド(NZ)のウィリス経済成長相はこのほど、今年7月から政府機関の新築や改修工事において自国のNZ産の羊毛製品の使用を優先するよう指示した。輸出に依存するだけでなく、地産地消に力を入れる。政府調達規則を見直し、NZの羊農家と羊毛産業を支援する。
NZ政府は毛織物繊維の使用に関する新しい方針を発表し、7月1日以降、130の役所や高校機関に、
建築またはリフォーム時にウール製品(カーペット、壁紙、カーテン、断熱材など)を使用するよう指示した。NZ自国内の羊毛生産農家の経営を援助するための方針であり、羊毛需要を世界各国へもアピールする狙いだ。

引続きの懇親会では、羊大国ニュージーランドからの新鮮なラムチョップでBBQを楽しんだ。