リビングハウス 東京青山にEdra(エドラ)旗艦店をオープン

全国にインテリアショップを展開するリビングハウス(大阪市西区、北村甲介社長)は2025年7月3日、東京都港区南青山に、同社が展開するハイエンド家具ブランド「Edra(エドラ)」の日本初となる旗艦店「Spazio Edra Tokyo Aoyama by LIVING HOUSE.」をオープンした。世界的にも限られた地域にのみ展開される“Spazio”の名称は、Edra本社の厳格な審査を経て使用が認められたもので、国内では同店が初めての事例となる。

オープン初日、北村社長は「2023年からEdra事業を始動し、このたび2025年7月に念願の旗艦店をオープンできた。実際にこの空間に来て頂き、触って座ってみるなど、すなわち体感してこそこのブランドの価値がわかって頂ける」と語り、同店を単なる展示空間ではなく、ブランドの世界観を五感で体験できる場と位置づけた。

本店は、2年近くにわたる構想と準備期間を経てオープンに至った。内装は天井高を活かし、大型ミラーを多数配置。訪れた顧客が時間や空間の制約を超えて製品と向き合えるよう、洗練された空間構成となっている。

フロアには、Edraを代表する4人のデザイナーの代表作が並ぶ。入口正面には、フランチェスコ・ビンファレによるソファ「On the Rocks(オン・ザ・ロックス)」を展示。三角形や四角形のクッションを自由に組み合わせることで多様な形状をつくり出すことができ、使用者の感性に応じた空間演出を可能にする。しなるバックレストはあらゆる形状の組み合わせに対応し、また同社が独自開発した高品質ウレタン素材を使い、座り心地にもこだわった。

また、店内奥には同じくビンファレによる「Pack(パック)」が展示。白熊が流氷の上で寝そべる姿を想起させる造形で、張地には光の反射や雪を思わせる白が差し込まれ、幻想的な雰囲気を醸し出している。そばには、光を透過する天然石アラバスターを使用したヤコボ・フォッジーニのサイドテーブル「Cicladi(チクラディ)」も展示された。

右奥には、日本人デザイナー・梅田正徳氏によるチェア「Getsuen(ゲツエン)」が展示。桔梗の花をモチーフにした流麗なフォルムが特徴で、詩的かつ彫刻的な存在感を放っている。さらに、フォッジーニによるポリカーボネイト樹脂製チェア「A’Mare(アマーレ)」や「Ella(エッラ)」なども並び、いずれも手作業で成形されたクリスタルのような透明感と、空間を彩る多様なカラーが目を引いた。

フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ兄弟によるアームチェア「Vermelha(ヴェルメイヤ)」も店内中央エリアに陳列した。500メートルものロープを一週間かけて手編みした作品で、アートと機能性を融合させた唯一無二の存在感を放つ。

なお、同社では今年10月に、日本未発売の新作を含む「グランドオープン」イベントを予定しており、さらなる展開に期待が高まっている。