【JFS2025開催事前特集(17)】冨士ファニチア 「国産材〈クリ〉×Koti Noa」の特別展示

冨士ファニチア(徳島県板野町、布川知則社長)は、同社の東京での拠点であるFuji Furniture 東京(東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿6丁目ビル1F)において、国産材「クリ」を用いた新作チェア「Koti Noa」を特別展示する。

「クリ」は、その力強い木目と澄んだ色合いによって多様な空間に調和し、現代の感性と自然に重なり合う素材だが、今回発表する新作チェアの「Koti Noa」は、同社を象徴するアイコンチェア「Koti」の洗練された姿を受け継ぎながら、座り心地にさらなる快適さを加えた一脚となる。素材とデザインの対話によって、新たな価値の輪郭を描く。

同企画は、地域材を地域の手で形にする“産地完結型のものづくり”を中核テーマに据え、国産材を選ぶことが森の保全や地域経済の循環に資する点を来場者に訴求。木が本来もつ個性を家具化によって引き出し、素材とデザインの対話が生む新しい価値の輪郭を体感できる構成とする。なお会期中には、新作商品の先行発表も予定する。

メイン会場の東京ミッドタウンには、小林幹也氏デザインによる同社を象徴するチェア「Nagi」を出品する。