くろがね工作所(大阪市西区、田中成典社長)は、主力の学習デスクシリーズ「THE DESK」において、組み替え型コンポーネントデスク「THE DESK CD」のラインアップを拡充し、2026年モデルの新製品として2025年11月下旬から順次発売した。在宅ワーク向けデスクなどホームライフ家具とあわせて展開し、オンライン学習やタブレット・PC活用が広がる学習環境の変化に応える。
今回追加した「THE DESK CD(ハイタイプ)」は、書棚2段構成の新型『KSH-26型』で、2025年モデルで好評だったロータイプに続く上位機種となる。ユーザーや販売店から寄せられていた「収納量を増やしたい」「中高生以降も使える仕様が欲しい」といった要望を踏まえ、収納力と成長後の使い勝手を両立させた。これにより、シンプルな定番モデル「THE DESK」、新入学層を主軸とした「THE DESK CD(ロータイプ)」、そして収納重視のハイタイプが揃い、学年や部屋条件に応じた選択の幅が広がる。

「THE DESK CD」シリーズの大きな特徴は、組み替え型コンポーネントならではの4スタイル展開にある。学習初期に使いやすい『ベーシックスタイル』では、デスク正面に書棚を配置した一体型レイアウトとし、教科書や文具を手元に集約できる構成とした。作業スペースを広く取りたい場合は、書棚を横に並べた『ユニットスタイル』のL字配置が可能で、PCやプリンターを置く構成にも対応する。

また、デスクと書棚を分けて設置する『セパレートスタイル』では、子どもの成長後に書棚だけを別室に移すなど、長期使用を前提としたレイアウト変更がしやすい。

さらに『アレンジスタイル』として、間取りや用途に応じて自由に再構成できる点も、リビング学習から個室利用までを一連で見据えたシリーズならではの特長となっている。

新たに開発した多機能スチールパネルは、ハイタイプモデルに標準装備される。有孔ボードとしてフックで小物を吊り下げたり、マグネットボードとしてメモや時間割、写真を貼り付けたりできるほか、市販のマグネット収納も設置可能とした。取り付け位置は中段・上段から選べるうえ、棚板として使用することもでき、収納と表示機能を兼ね備えたパーツとして位置付ける。

デジタル学習への対応も強化した。書棚の中棚板はモニター台やタブレット台として利用できる寸法とし、視線の高さを調整しやすくした。さらに、デスク天板は後方へ約10センチ拡張できる補助天板を備え、PCと教科書・ノートを同時に広げても手狭になりにくい作業スペースを確保している。タブレットスタンドも付属し、端末を立てかけながらの学習に対応する。

シリーズ全体では、シンプルで機能的な「THE DESK」が小学生から中高生まで幅広い層に向けたベースモデルとして位置づけられる一方、「THE DESK CD(ハイタイプ)」は収納量と拡張性を重視した組み替え型モデルとして、ロータイプは圧迫感の少ないレイアウトを求める家庭向けに提案する。


ロータイプは書棚が低い構成のため窓下にも設置しやすく、マグネットボードとして使用できるスチールパネルを付属するなど、設置環境に配慮した仕様とした。

学習デスク関連アイテムでは、デスクマットの新柄を追加する。Nintendo Switch 2のゲーム「マリオカートワールド」をデザインした「DM-26MK」、サンリオキャラクター大賞2025の上位3キャラクターをあしらった「DM-26MX(サンリオキャラクターズ)」を新たにラインアップし、定番の「DM-26TS(リトルツインスターズ〈キキ&ララ〉)」はデザインをリニューアルする。いずれも外寸幅840×奥行500ミリで、希望価格は4,620円(税抜4,200円)。人気コンテンツとのコラボレーションにより、子どもが机に向かう時間を楽しく演出する狙いだ。
同社では、学習デスクと在宅ワーク向けデスクを「ホームライフ家具」として一体的に位置づけ、家庭内のワーク&スタディ環境づくりを支える製品群としてシリーズ展開を進めていく考えだ。多様化する学習スタイルとデジタル機器の普及を背景に、組み替え機能と周辺アイテムを組み合わせた提案の広がりが注目される。





