日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(JAFICA) 定時社員総会開催 ICの可能性広げる取り組みを

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(JAFICA/東京都港区、江口惠津子会長)は定時社員総会を6月19日にサンゲツ品川ショールームとzoomとハイブリッド方式で開催した。理事会選挙で新役員が選出され、新たな体勢でスタート。ウェブによる総会承認後、承認結果の報告と新理事の挨拶が行われた。

総会冒頭江口会長が挨拶を行った。「新体制を迎えることができた。今日は総会の結果報告をかねる。
去年はこのような場で3つの目標を挙げた。“一人ひとりの顔が見えるJAFICA”、“アクティブ ビジネス”、“コンテストの成功”。今年は新たにJAFICAアカデミーの連続的開始を掲げる。JAFICAコンテストを経験し、インテリアコーディネーター(IC)の仕事の範囲は非常に広がっており、境目が無いことを実感した。ICの範囲を超えた多様性に満ちたことが要求されていると思う。インテリアコーディネーター業界を引っ張る皆さんの役に立ててもらうためJAFICAアカデミーを開催したい。消費者、生活者の生活をより良い方向に導くことができる、そして皆の顔が見えるJAFICAで楽しく、有意義な活動ができるようにしていきたい」と語った。

ウェブ総会の結果の報告では、第1号議案「2022年度事業報告ならびに2022年度収支決算報告」、第2号議案「任期満了に伴う理事改選の件」、第3号議案「2023年度事業計画案および予算案の件」が承認、可決されたことを説明した。また、新理事が紹介され、江口会長が再任したことが報告された。
来期事業報告ではより積極的に取り組んでいくことが説明された。理事会やJAFICAアカデミーを開催し、ICの可能性を広げていきたいとしている。また、JAFICAコンテストに向けた準備を進めていく。さらにJAFICAビジネスについて説明が行われた。攻めの姿勢でいくことが語られた。

定時社員総会後には第2回JAFICA アカデミーを開催。日本エシカル推進協議会会長の生駒芳子氏を講師に迎え、「地球の未来を作る、人にも環境にも配慮したエシカルなインテリアとは?」と題したセミナーを実施。地球環境や人に配慮した、エシカルなインテリアとして、地球に優しい素材の使用、リユース、アップサイクルの実施、伝統工芸、素材の採用など具体例を挙げながら説明した。