森傳(東京都港区、森田康雄社長)はオルガテック東京内に設営された、インターツムショーケース内に自社最新の張地製品を展示した。白い背景で統一し、来場者に優しい印象を与えていた同社ブースでは、プログレス・ユートピアを省略した造語「PROTOPIA」をテーマに、同社製品がさらに進化を重ねたことを来場者に訴求した。
製品は、サーキュラーエコノミー対応、完成品側地防炎、非フッ素撥水の3つの機能張地を中心に展示。また、再生ポリエステル生地を適用したドリームベッドのソファとのコラボ展示も行われた。非フッ素撥水機能の訴求コーナーでは、ラー油、ワイン、ソース、ボールペンといった日常の汚れがどれくらい除去できるかといった展示もなされた。
同社の製品は日本製の生地が多く、同社が主導的に機能・コンセプトを提案し、産地が製造を担った。生み出された製品は、多くの来場者の目を惹きつけた。同社はオフィス市場でも多くのシェアを占めており、会期中、来場客からはその先進的な機能が大いに評価されたようだ。