ベトナムで開かれる国際的な家具見本市「VIFA ASEAN 2024」。今回は2024年8月27日(火)から30日(金)にかけて、ホーチミンのサイゴン展示コンベンションセンター(SECC)で開催される。
同見本市は、2024年秋に開催されるアジアを代表する家具見本市シリーズの幕開けとも呼べる展示会だ。VIFA ASEANを皮切りに、KOFURN(韓国:8月29日~9月1日)、MFFM(マレーシア:9月5日~7日)、MAISON SHANGHAI(中国: 9月10日~13日)、FURNITURE CHINA SHANGHAI (中国:9月10日~13日)、CIFF(中国:9月11日~14日)、IFFINA(インドネシア:9月14日~17日) が含まれる。
VIFA ASEANは、「最高の東南アジア家具を一堂に」をテーマとして開催し、東南アジアの家具産業を世界に広める見本市を目指している。地域の家具産業における需要と供給を結び付ける中心的なハブとして機能し、ASEANと世界の家具市場間の取引を促進する。見本市にはベトナム、東南アジア 10 か国、その他の国から約300の出展者が集まり、総面積 1万8000㎡に 1000のブースが設置される予定だ。なお日本国内の関係企業では、フクイ(栃木県鹿沼市)のグループ企業であるVIETNUM FUKUI CO,LTD.が出展する。
出展製品は、リビングルーム、寝室、ダイニングルーム、キッチン、子供用、オフィス用などの室内家具製品各種に加えて、屋外およびガーデン家具、手工芸品、室内装飾品、ギフト、機械、ハードウェアおよびツール、サポートサービスなど、主要カテゴリーの大手サプライヤーおよびメーカーの様々な製品が出揃う。また、VIFA ASEAN 2024では環境に優しい生活のトレンドの高まりに合わせ、持続可能で環境に優しい素材で作られたユニークで洗練されたエコグリーン製品が展示される予定だ。
このほか、ベトナムの近隣諸国のパビリオンも出展する。フィリピン、インドネシア、タイ、カンボジアなどの各国のパビリオンでは、モダンなデザインから伝統工芸品まで、さまざまなスタイルの個性的な家具や手工芸品が展示される。このほか、ベトナム全土の省商工局のパビリオンにおいても、ベトナムの工芸村の家具や手工芸品が展示される。