ビジネスガイド社(東京都台東区、芳賀信享社長)は2024年8月6日、同社本社でトータルインテリアの国際見本市「LIVING & DESIGN2024秋」および「第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024」を主とした同時開催展の記者会見を行った。
「第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024」は、9月4日(水)から6日(金)までの期間、東京ビッグサイト東1~8ホールおよび西1~2ホールおよびアトリウムで開催する。開催テーマは「心を伝える愛の贈り物」。インテリア、ファブリックス、生活雑貨、玩具、キャラクターグッズ、文具、アパレル、ヘルスケア、フラワー・グリーン、エシカル、伝統工芸、デザインプロダクト、アウトドアなどの幅広い商材を取り扱う。出展企業は同時開催展を含めて約2783社、海外からは16の国と地域から888社が出展する。
「LIVING&DESIGN2024秋」は、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がプロデュースする、住まいと暮らしのリノベーションに関する国際見本市。今回の同展には、初出展として工房杢が神代木を用いたテーブルなどを展示するほか、風憩セコロ、日本写真印刷コミュニケーションズなどが初出展する。
LIVING&DESIGN2024春開催 住まいと暮らしの新時代に向けた提案を各社が展開
今回のLIVING&DESIGNでは「木材を使った家具のデザインコンペ2024」の表彰式を、9月4日(水)の13時より北コンコース特別ステージで実施する。今回は約300点以上の応募から、15点を選出。表彰式ではグランプリなどを発表する。審査員は喜多氏を筆頭に、内藤廣氏、永山祐子氏、小泉誠氏が務めた。
また、LIVING&DESIGN特別講演も会議棟で実施。9月4日は永山祐子氏、9月5日には喜多俊之氏と椅子研究科の織田憲嗣氏による講演が予定されている。詳細は以下の通り。
▽9月4日 11時~12時 「建築というきっかけ」 永山祐子氏
▽9月5日 11時~12時 「デザインの時代」 喜多俊之氏、織田憲嗣氏
LIVING&DESIGNと同じく、西展示棟で開催される「第16回LIFE×DESIGN」では、「革新の時代に求められる、新しい暮らし方のデザイン」をテーマに、アクティブな暮らしを送るためのファッションやプロダクト、インテリア、クラフトなどのアイテムが集まる。
同展にはコントラクト向けの商品やサービスが増えており、特に建材・インテリア、ソフトウェア関係の出展が増加傾向にある。ほぼすべてのエリアにおいて、アップサイクルプロダクトが増加していることも特徴の一つだ。また、海外からは中国や香港、韓国や台湾といった近隣の国と地域に加え、アメリカ、リトアニア、フィリピンといった国々からも出展。昨今はホテルや旅館関係の来場者も増加傾向にあるとした。
なお、来年開催の東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025は、2025年2月12日(水)~14日(金)の開催。出展申込みの締切は2024年11月6日となっている。