年明け恒例の家具展、第57回「大川家具新春展」が、2025年1月15日と16日の2日間、大川家具産業会館(第一会場)、大川家具工業団地U―ゾーン(第二会場)、インテリアポート・エルバーレ(第三会場)の3会場で開催される。主催は福岡・大川家具工業会(福岡県大川市、河口健理事長)。メイン会場の大川産業会館には全国各地から集まる148社が出展する。同時期に大川市周辺では、数多くの個展も開催される。
2025年の大川家具新春展の新年のテーマは「木と、暮らしと向き合う家具を。」。全国から幅広い出展社が、新春展にそれぞれの持ち味を前面に押し出したアイテムを出品する。
今回の新春展の見どころの一つが、関連プログラムの「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」だ。センダンの植樹などに取り組んでいる家具産地大川だが、今回は協同組合福岡・大川家具工業会の地域材開発部会が主催として、セミナーなどの様々なイベントを大川産業会館横の大川市文化センター小ホール・展示ホールで1月15日に実施する予定だ。会場では福岡・大川家具工業会が開発した国産材によるイベント・店舗什器シリーズの「TOMORI」など、同組合の地域材開発部会参加企業による国産材家具の展示も行う。なお、サミットの基調講演は建築家/デザイナーの芦沢啓治氏が務める。入場は無料。
1月15日開催の「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」の日程概要は次の通り。
▽10時30分~開会あいさつ
▽11時~セミナー(講師:森林総合研究所、杉山真樹氏)
▽13時~基調講演(講師:芦沢啓治氏)
▽14時45分~トークセッション、林業家×福岡・大川家具工業会
▽15時45分~国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川、登壇者:長野麻子氏(モリアゲ)、芦沢啓治氏(KEIJI ASHIZAWA DESIGN)、加藤洋氏(カリモク家具)、荒井美知夫氏(プラス)、福岡・大川家具工業会地域材開発部会
▽17時30分~交流会