暖かく蒸れにくい「SLEEP IN WOOL」ファイングレードウールクラブ

ウールを愛するチャールズ三世英国王の提唱によって展開されるキャンペーン・フォー・ウール活動。
ファイングレードウールクラブ(代表幹事・法戸繁利)もその活動に賛同し、羊毛寝具製品の開発と
研究を続けている。その中で、冬の素材のイメージの強いウールを春夏の素材へも拡大するとして、
ウールの優位性“SLEEP IN WOOL”を主張している。寝具選びで最も重要なのは素材選び。
羊毛寝具は一般的なポリエステルやアクリル寝具に比べ吸湿発散性に優れ、寝具内の蒸れやべとつき感を減らす。

これはパジャマがアクリル製では汗の逃げ場が少なく、蒸れを感じやすいため吸湿性の良い綿素材に人気が有ることでもわかる。羽毛は優れた特性を持ち、羊毛より軽くて嵩高いことで好まれるが、一方で羽の吹き出しを防ぐ為の高密度な生地を必要とするため、羽毛ふとんより密度のあまい羊毛ふとん生地は、通気性がより優れ、蒸れ感を軽減できるのがメリット。

気温の上がる春夏こそウールの季節。人は汗をかいて蒸発させることで体温を維持する生き物。
ウールには吸湿性が有り、人の汗の蒸発を助け、体温維持に貢献。エアコンによる冷え過ぎ、
朝夕の冷え込み対策にも貢献、そして自然素材の寝具としては、比較的価格の安定した羊毛寝具は、
消費者にとってメリットは大きいとしている。