【連載】ファイングレードウールクラブ 羊毛寝具製品の開発 21年目に突入

2004年以来、国内外の羊毛専門企業と有力な寝具メーカーの有志によって羊毛の特徴を最大限に発揮した寝装品を開発。今日ではECビジネスへの展開など参加企業の動きは活発である。

冬の製品としてだけではなく、日本の高温多湿の環境に対応する羊毛製品の開発にも注力。気候環境の激しい海外の牧羊地で飼育された羊は、凍てつく真冬には暖かい羊毛をまとい、灼熱の夏にはその羊毛が断熱し羊に涼しさを与えている。この羊毛の持つ特徴により、ファイングレードウール寝装内の温度・湿度・通気を簡単に調整でき、一晩中快適な睡眠環境を確保する。

世界中には約3000種類の羊がいる。そのキャラクターは千差万別、最終製品の目的によって洗毛加工は異なるべきである。「羊毛ならどれでも同じ」、そこまで考えずに製品化される羊毛寝具製品が多かった。それでは睡眠に適する羊毛寝具は完成しない。だからこそファイングレードウール製品は、すべて国内で綿を打ち、国内で縫製する“メードインジャパン”であることが約束されている。問合FGWC事務局 052-203-5100